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【カップ麺たいけつ】 第2回「ご当地ラーメン」(前編)

2009/07/06 01:05

 

 長かった梅雨もそろそろ終わりそう。抜けるような夏空が出たら、すぐに旅行に飛び出したい麻布台です。おさかなの食べられる場所に行って温泉みつけて、お風呂入っておさかな食べながらお酒飲んで友達とバカ話しながら記憶を失くして眠りたい

 

 さて、旅といえばやっぱりラーメンですよね。って強引っぽいかもしれないですけど、ラーメンほど地方によって味の変わる食べ物はないように思うんです。旅に出たとき、ついでにその地方のラーメンを食べると意外なカルチャーショックを受けたりして。麻布台は以前、千葉県の勝浦におさかなを食べに行ったことがあるのですが、最近全国のラーメンに詳しいブロガーさんから、そこはタンタンメンがすごく有名な場所なのだと教えてもらって…うわーなんで食べてこなかったんだーって後悔しました(笑)

 

 だけど、ラーメンを目的に旅をするわけでもないし、全国のいろんな味を食べ歩くっていうのは至難の業。そこで、カップ麺なのです! 多くても300円で、遠い地のあこがれラーメンをすぐに食べられるのだー。と、いうわけでカップ麺たいけつ第2回は、「ご当地ラーメン」。日清『行列のできる』シリーズや、エースコック『みつけた』シリーズなどが人気です。

 

※ただし、定番商品化するものがほぼないというそのジャンル柄、ここで紹介する商品がすでに販売終了だったりもします。そのときは、新しい「ご当地」商品が出るまでしばし、お待ちください。

 

【01 旭川ラーメン】

 

 

 


日清『行列のできる店のラーメン 特濃旭川トロ脂しょうゆ』 
 

 旭川ラーメンの特徴は、豚骨をメインに魚介系のだしをプラスした、濁った醤油味のスープ。表面にラードを張って冷めにくくするのは札幌ラーメンと同じ手法。ちぢれた低加水の、ぽきぽきした感触がある麺も珍しくて、面白い。

 

 日清『行列のできる店のラーメン 特濃旭川トロ脂しょうゆ』は、そんな旭川スープなかなか上手に再現していました。正統派といえるきっちりした醤油の味と、豚+魚介のだし。スープに浮く脂もしっかり。
 
 麺は…ありゃ。太さはこんなものでしょうけれど、ちぢれも少なめ、歯ごたえもふつう。うーん。ちなみに具はものすごくオーソドックスでした。旭川の具の特徴って、確かにあんまりないっぽいですしね。

 

 麺もきっちり再現してくれる商品が出たらいいなー☆

 

 

【02 新潟・燕三条系ラーメン】

 

 

 


寿がきや『新潟 燕三条系ラーメン』 ) 

 

 燕三条系ラーメンは、魚介のしっかりきいた醤油味のスープに、豚の背脂がたっぷり乗っていること、麺が太いことなどが特徴です。なんでも、金属加工の工場で働く人たちのために、パワフルなラーメンを提供しようとこういう形になったのだとか。うーん、男のロマンです!
 
 で、寿がきや『新潟 燕三条系ラーメン』は…おいしい! すっきりとした煮干しベースのあっさり醤油味! 麺もふつうかやや太いかなぐらいで、とっても食べやすくて女性におすすめです♪

 

 …っと、あれ…書いてることがなんか違う…。うーん、『ご当地』感の再現性はいまいちなのかな。カップ麺としてはかなりよくまとまってて、かなり好きな味なんです。もしかしたら、こういうあっさりテイストのお店が燕・三条のあたりにあるのかな? だとしたら、それも行ってみたいかも!

 

 ちなみに、麻布台の行ったことのある燕三条系は東京都渋谷区の『どっかん』。『我武者羅』の平日夜だけのスタイルで、まさしく冒頭に書いたようなお味でした。でも無骨でなく、だしの味がやわらかいのがまた…。

 

 

【03 横浜ラーメン】

 

 

 

ニュータッチ『凄麺 横浜とんこつ家』

 

 麻布台的に、とっても思い入れが深い横浜。当地のラーメンは、重厚な豚骨醤油スープもちもちの太麺が特徴。ほかに、「のりが載ってる」「ほうれんそうも載ってる」「チャーシューが無骨」「鶏油(チーユ)を浮かせてある」などの特徴があります。『吉村家』が始めたスタイルで、たいてい店名に「家」とつくことから「家系」とも呼ばれています。横浜にいたときはあまり気にしてなかったんですけど、当時確かにこのスタイルのラーメンばかり食べていました。ご当地おそるべし。

 

 そんな思い出たっぷりの横浜ラーメン。ニュータッチ『凄麺 横浜とんこつ家』は、なかなか上手にそれを再現していると思いました。タイトルに「家」の字も入ってるしね。決め手のスープは濃厚さがあって、『凄麺』ゆえに麺もかなり実物に近い。それとなく鶏油の味もします。チャーシューが薄いこと、ほうれんそうが入ってないこと(コスト的に無理?)だけがちょっと残念。
 


【04 和歌山ラーメン】

 

 


エースコック『和歌山でみつけた 中華そば Wだし系豚骨醤油味』

 

 和歌山ラーメンには系統がふたつ。澄んだすっきり醤油スープの「車庫前系」、こってり茶濁豚骨醤油スープ「井出系」。東京に進出している和歌山ラーメンはどれも井出系のようです(地元ではそんなにメジャーじゃない、とも聞きますが…)。井出系和歌山ラーメンの特徴は、かなりしっかりと煮込まれた豚骨から出た濃いスープ、ストレートで黄色い麺。具として載ってるかまぼこ。

 

 エースコック『和歌山でみつけた 中華そば Wだし系豚骨醤油味』。スープが…濃い! これぞ井出系和歌山、なのだと、後でよくわかりました。こりゃあ早ずしにぴったりだー。豚骨だけでなく魚介のだしも入ってるんだ、でもどうして? 和歌山ってそうなの? おいしいからいいけど。かまぼこもちゃんと入っていていい感じ。麺もかなり本場っぽくて◎。チャーシューだけ…汎用品というか、ほかの製品と共通だなーって思ってしまいましたが(笑)

 

 麻布台は新横浜ラーメン博物館で行った『井出商店』で、もうすっかりやられてしまいました☆

 

 またしても長くなってしまったので、続きはまた次回。

 

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【カップ麺基礎論】 カップ麺のちがいを知って、納得の1杯を選ぼう!(後編)

2009/06/29 22:56

 

(前回のつづき……ダヨふひー)

 

 

【03 味のちがい】

 そうはいっても、どうしてカップ麺を食べるのかっていうとやっぱり「味が好きだから」ですよね。「今日は豚骨が食べたい」「なんか味噌な気分だ」って、そのときに食べたい味を選びたいもの。ここでは、味の傾向で5系統に分類してみることにします。実際にはもっと複雑に分けることができるのかもしれませんが、ここではとりあえずということで。

 


・基本型


 

 

エースコック『ぷちプラ しょうゆラーメン』


 「豚骨」「味噌」「醤油」など、基本的な味のもの。この『ぷちプラ』のような低価格製品や大手スーパーなどのPB(プライベートブランド)製品に、こうしたものが多いようです。あまり複雑な味ではなく、シンプルな味わいを楽しむものです。

 

 豚骨=九州、味噌=札幌、などの図式があると思いますが、それらをあえてうたわない気楽さがいい感じ。私たちの頭の中にある「ラーメン」を最大公約数的に実現してくれるものであり、反面インパクトが薄いものであったりもします。

 また、スープよりもめんに主眼を置く製品(日清『麺職人』、マルちゃん『麺づくり』など)も、スープに関してはシンプルな味を採用していることが多い様子。これには、めんの味を前面に押し出したいという意図と、めんにコストをかけているのでスープや具にさほど力が入れられない、という理由があると思われます。

 


・発展型

 

 

 

エースコック『節の一撃 魚介豚骨しょうゆラーメン』

 


 基本の味を大幅に進化させて、カップ麺だからこそできる味を追求したもの。最近でいうと『節の一撃 魚介豚骨しょうゆラーメン』(エースコック) や『十勝ワインラーメン しお味』(十勝新津製麺)などがそれ。逆にラーメン屋さんではできないものもあるわけで、日本の食品加工技術の粋を味わえるものです。

 これらの特徴としては、どこかのラーメンをシミュレートしているのではなく、あくまでメーカーさんの技術力・企画力を最大限に生かして、どこにもない味を実現しているというところ。異様にこってりだったり、魚の味が強かったり…。「後のせかやく」や「後入れスープ」など、袋にありったけの特徴をこめている製品が多いようです。そのぶんだけ、袋も多くなって、ともすれば作るのが厄介だったりもします。ほとんどはどんぶり型。

 かやくの種類を多くする、液体スープに力を注ぐなど、このタイプの製品はコストが高めだと思われます。それゆえ、ロングランとなる製品はほとんどなく、しばらくすると製造終了となってしまいます。気になったら早めに買うのも大事!

 


・ご当地もの

 

 

 

日清『行列のできる店のラーメン 特濃旭川トロ脂しょうゆ』

 

 「旭川」「和歌山」「久留米」など、全国のご当地らーめんを1杯の中で再現するもの。日清『行列のできる店のラーメン』シリーズやエースコック『○○で見つけた』シリーズなどが代表的。かやくもスープも麺も、その地方のラーメンに独特の特徴を表現するようなものが入っています。たとえば『博多』であれば、スープ豚骨(香味油で豚骨臭をプラスするものも)+かやく=ねぎ多め・きくらげ・紅しょうが細めん、といった具合。

 有名店ものではなく、あくまでご当地ラーメンの味です、と言い張るところがなんだか素敵。逆に言うと、ご当地の「平均の味」になるので、やや中途半端な印象を受けることも。縦型・どんぶり型のどちらもあり、前者はライトな、後者は本格的なご当地の味を楽しむことができます。

 ただ最近だと、エースコック『九州麺喰い旅 久留米流 豚骨ラーメン』のように、そこまでやるかー! というやたら作りこまれた濃いご当地ものも出てきています。ご当地発展系、という感じでしょうか。

 


・有名店もの

 

 


十勝新津製麺『創業以来54年の老舗 くまもと桂花 豚骨』


 巷で人気のラーメン店、その味をシミュレートするもの。パッケージに大きく店名が踊っています。最近とくに増えてきている印象があります。

 ラーメン屋さんは本来お店ごとに特色があるもの。その特色、つまりだしや具などで「その店らしさ」を演出する、というパターンのカップ麺ということになります。十勝新津製麺が出した『創業以来54年の老舗 くまもと桂花 豚骨』の場合、「太めのめん」「ライトなとんこつスープ」「マー油」という熊本ラーメンの特徴だけでなく、「くきわかめ」という『桂花』独特の具を加えてあるのがポイントでした。

 多くは、どんぶり型。「再現」することに重点が置かれるので、かなり凝ったつくりの製品になっていたりします。さらに、その有名店の店主が協力しているような場合、「よくここまでやるなあ~」と思うくらいにいろんなだし・具を入れてあったりします。

 また、縦型の製品もあります。どんぶり型ほどには凝っていなくて、そのお店の雰囲気を味わおうという感覚の製品が多いようです。

 そのいずれも、ライセンスの問題やコストの高さなどのせいでしょう、長く発売されることはほとんどありません。事実上の期間限定商品といえるでしょう。そう考えたら、このタイプの製品は気になったらすぐに買っておくべきかもしれませんね。

 ところで、行ったことのあるお店のラーメンがカップ麺として上手に再現されていると、麻布台は思わずうれしくなっちゃいます。また、なかなか行けない地方の有名店のカップ麺を食べると、その土地に行った気分にちょっとだけひたれるのもよいところかもしれません。

 


・オリジナル系


 


日清『カップヌードル トマト風クラムチャウダーヌードル』


 「ラーメン」というジャンルにこだわらず、独自の味を追求する製品もあります。

 代表格はやはり、日清『カップヌードルのシリーズでしょう。「チリトマト」「ミルクシーフード」そして写真の「トマト風クラムチャウダー」…「ラーメン」のジャンルを大きく超えるオリジナリティの高い製品がたくさんあります。というかそもそも『カップヌードル』自体、ラーメンというより独自のたべものといった趣があります。

 テレビ番組・Webサイトなどによるタイアップ製品も、いろいろな人のアイデアをもとにした独自性の高い味を提供してくれることがあります。ただ、中には完全な「実験作」…ええええ、っていう味のものもあったり、なかったり(笑)

 

***
 

 ちょっと長くなってしまいましたが、現在のカップ麺の傾向を2回にわたって簡単にまとめてみました。ひとくちにカップ麺といっても、これだけいろいろなものがあるわけで。なんとなく選ぶのではなく…ふむ、これは「ご当地」「縦型」だな、じゃあこれはこういう味かな、といった感じで予想をつけてから選べば、納得の1杯にめぐりあえる確率がぐっと高くなるんじゃないかな、と思います

 

 最高の1杯をじょうずに見つけて、もっともっとカップ麺に恋してください☆ 今夜もカップ麺を抱いて眠る、麻布台でした。

 

 

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【カップ麺基礎論】 カップ麺のちがいを知って、納得の1杯を選ぼう!(前編)

2009/06/28 15:42

 

 こんにちは、もうすでに体の半分くらいがカップ麺でできているんじゃないかと思われる麻布台綾子です。残りはエスニック料理とお酒…? 学生のころは、きっと素敵なフレンチなんかを食べて優雅に過ごしている未来を想像していたものですが、それはそれできっと私らしいってことで★

 


 麻布台はいつも、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに入るとカップ麺コーナーに突進。カラフルなパッケージの商品がところ狭しと並ぶ棚を見て、幸せに浸るのが日課だったりします。考えると、すごいことですよね。コンビニの棚が一列まるごと、カップ麺で占められてる。そしてそこでは製品どうしのアツい競争が日々繰り広げられている…。開発する人、マーケティングする人、営業する人、それぞれの大変な苦労がそこにはあるのです。買って食べるだけの麻布台、そりゃあ気楽なものですよ。ほへへへへ。


 

 でも、たくさんの製品が色とりどりに並ぶなかで、買うべき1杯をどうやって決めればいいんでしょう? もちろん、「そのときの気分」&「そのときに目の前にあったもの」という理由で決めることも多い(というか麻布台はだいたいそんな感じ)かもしれません。だけど、何かしらの手がかりがあると、ベストな1杯を選ぶことができそう!

 そんなわけで、今回のテーマは基礎編、「カップ麺のちがい」です。ぜひぜひ、カップ麺を選ぶときの参考にしてみてくださいね。(そんなの知ってるよ! っていう方もいるかとは思いますが、その場合はごめんなさい、おさらいっていうことでどうかひとつ。)


【01 形のちがい】

 カップ麺には、その形から大きくわけてふたつの系統があります。ひとつは、縦型。まさしく「カップ」といった形の、縦長の容器に入ったものです。日清『カップヌードルサッポロ一番『カップスター』などがその代表格。

そして、ラーメンの器と似た形状の、どんぶり型。横に広い容器に入ったもので、エースコック『わかめラーメン』などを思い浮かべてもらえればいいと思います。

この2系統、それぞれに特徴(一長一短)があり、味の傾向にも違いがあります。



・縦型



 

 

(写真は日清『カップヌードル』


 この種類のよいところは、なんといっても片手で持てるコンパクトさ。いつでもどこでもぞぞーっと食べられる気楽さがあります。スープの粉末やかやく(具)がすでにカップ内にまぶしてあり、お湯を注ぐだけで完成する製品が大半。製品によっては1袋程度の「香味油」などが付属しますが、なにぶんスープ粉末などがカップ内に広がっているので、袋が粉まみれねぎまみれになっているのがデメリット。それを回避するために、香味油入りのカプセルを封入してある製品もあります(レアですが)。ともあれ、気軽さを求めるなら、このタイプ。
 


・どんぶり型



 

 

  (写真は日清『スープの達人 炊き出し鶏しお』) 

           

 フタを開けると、めんだけがむきだし。「かやく」「スープ」などの袋が複数個、ずらっとめんの上に置いてある、という構成が多いです(スープやかやくがまぶしてあるものは少数)。袋で内容物を決められるということから、有名店モノなどのやたらと凝ったつくりの製品は基本的にこのスタイルになっています。湯を注ぐ前に入れる「先入れ」、できてから入れる「後入れ」など、指示が細かく面倒ではありますが、そのぶんだけ完成度はばつぐん! 本格的な味を楽しむことができます。しっかりとした凝った味を求めるときには、このタイプです。
 

 


【02 めんのちがい】

 めんで選ぶ、という方はそんなにいないとは思いますが…。でも、めんはカップ麺の味を大きく左右する重要なファクター。たまにはこだわってみるのもいいと思います。

・油揚げめん

 

 

(写真は日清『チキンラーメン』


 カップ麺は、この油揚げめんから始まりました。揚げて乾燥させためんにお湯を注ぐとおいしくもどる! という発見からできたのですね。なので、今でもカップ麺というと油揚げめん! と考える人も多いようです。実際に、ふつうのラーメンなどと違い、植物性オイルの香ばしい味めん自体からただようので、これこそカップ麺だ! という王道の味がします。また、独特のコキコキとした歯ごたえを楽しむこともできます。油で揚げているので、カロリー高めなのが最大の欠点。


ノンフライめん



 

(写真は明星『究極の塩 らー麺』


 油で揚げないめん。油揚げめんのカロリーの高さへの嫌悪感、そもそもラーメンは揚げないものだという感覚、それらから開発が進んだものと思われます。初期のころは相当まずかったといいますが、最近ではメーカー各社が技術の粋を集めてノンフライめんを生産していて、かなりおいしくなっています。特徴としては、もちっとした食感あっさり感。小麦の味を感じられるほどにおいしいめんもあります。ただ、コシはどうしてもまだ実現できないようで、もちもちの反面、ふにゃっとした感じになっているものが多いように思われます。また、お湯を入れてから完成するまでに、時間がかかるものも多いようです。

 


・生めん


 

(写真は寿がきや『まぜそば 濃厚ガーリック醤油味』


 乾燥させていないめん(代表的なメーカーとしては日清『ラ王』など)。そのコンセプト自体はとてもステキですが、湯きりの面倒さ(メーカーによっては一度お湯で保存料を洗って、その湯を捨ててからまた1分ほど待つ) や値段の高さから、いまいち普及していない印象。いちばん、お店のラーメンに近いめんですが、ときとして油揚げめん・ノンフライめんなどの乾麺に比べて、コシがいちだんとないことも……。(写真の生めんはとてもおいしかった♪)

 

(長くなったので、後編 「味の違い」 につづく……

 

 

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【カップ麺たいけつ】 第1回 「ノンフライめん」

2009/06/02 16:23

 

 カップ麺ばかり食べてる健康志向の麻布台です こんにちは!

 

 前回の更新からプッツリと止まっていましたが、今回からリニューアル(というかリスタート?)ということでテーマを決めた記事をアップしていくことにしました。今回のテーマは【カップ麺たいけつ】! 最近のカップ麺を語る上では絶対に切り離せない「ノンフライめん」を、比較してみることにします。さて、どこのカップ麺が美味しいか、麻布台の独断と偏見でご紹介しますプ~ゥ

 

 

(その前にノンフライ麺って何?…知っている人は飛ばしてネ♪)

 カップ麺の「めん」には、大きく分けて 「油揚げめん」 と 「ノンフライめん」 があるんです。例えば、日清の 『チキンラーメン』 は 「油揚げめん」 タイプ。油で揚げる従来のタイプのめんですが、大変風味が良いので根強くファンに支持されてます。

 

 一方、最近インスタントめんの主流になりつつある 「ノンフライめん」 は、その名のとおり揚げないタイプのめん。熱風で水分を取りカピカピに乾燥させるので、湯で戻したときに生麺のようなモチモチ感を楽しめます。スープ本来の風味を損なわせないところは、現代のカップ麺にとって必須要素です。ちなみに、カロリーも低めなのが現代人にとっては嬉しいポイント 

 

ちなみに、「ノンフライ麺」が最初に登場したのは、一説によれば昭和40年代頃(もっと前という話も) だというから驚き。製品化するのに、研究がずっと続けられてきたそうです。そういえば、数年前の「ノンフライ麺」よりも今の方が、断然美味しくなっていると思いませんか? 日本のカップ麺は文化の進歩でもあるんですね。ふおおお…素晴らしきカップ麺文化★

 

 

 

ノンフライめん」たいけつ!

 

 ノンフライめんはメーカーによって製法もかなり違い、それぞれにいろいろな特色があります。そこで、今回はノンフライめんで一目置かれる「十勝新津製麺」、「明星」、「マルちゃん」、「ニュータッチ」 のめんを比べてみたいと思います! 対象となるカップ麺は、これまで麻布台のブログで紹介してきた中でも、とびきり美味しかったものを選んでみました♪ (今回は麺比べなので、ほかの画像は省きます。)

 

1、ノンフライめんの王様 『十勝新津製麺』

(麻布台ブログ:『背脂豚骨 山嵐』より)

 

 

 

 北海道にある「十勝新津製麺所」…(今年5月から「とかち麺工房」に改名したらしい)。零細企業にもかかわらず、独自に開発した氷結乾燥ノンフライめんでモッチリモチモリの激ウマ麺を私たちに提供してくれます お湯が浸透しやすいように、麺に切れ目が入れてあるので、食べるときに1本の麺が2本に割けて違和感を感じる人もいるかも(笑) すぐに麺がしんなりするので置きすぎにはくれぐれも注意! 他社に比べて、どこか手作り感のあるアジのある麺です。麻布台のいち押し。

 

 

2、安心して食べられる旨さ 『明星 ラーメンの底力』

(麻布台ブログ:『平打ち麺と香油とんこつ醤油』より)

 

 

 

 こちらも独自に開発したスーパーノンフライ麺を採用しています。なんと、麺の中の気泡を自由自在にコントロールして様々な質の麺を再現できるようになったというのです! なんだか魔法使いみたい。画像は、その特有の技法で作られた太麺です。このプリプリしたコシのある麺を食べていると、インスタントの進化をしみじみと感じましたね。こうして明星では、6種類もの麺を作り出しているというわけです。

 

 

3、自然な旨さ『マルちゃん 醤油ラーメン 』

 (麻布台ブログ:『ねぎチャーシュー醤油ラーメン』より)

 

 

 

 マルちゃんの「ノンフライめん」といえば、麺にこだわった『麺づくり』。なのですが、麻布台のブログで紹介した画像がいまいちだったので、こちらの商品をご紹介します。(あまり情報がなかったので一方的な感想ですが、あしからず。) 独自製法の「ちぢれ」を出して、スープが絡まりやすく、食感も大変良い! 一般の中華麺に近いせいか、また食べたいと思わせてくれる魅力があります。麺にボソボソ感はなく、ツルリとしているので多くの人に好かれそうですね♪

 

 

4、麺を極める 『ニュータッチ 凄麺』

(麻布台ブログ:『凄麺 仙台辛味噌ラーメン』より)

 

 

 

 シリーズ名が 『凄麺』 というだけあり、独自製法のノンフライめんを使用したこだわりの1杯を楽しむことができます。どこよりも透明感があり、ツルンとした麺は本当に生麺を食べているかのような錯覚を起こします。 弾力があるので、良く噛むために満腹感を得やすいのは嬉しいポイント

 

 

 

【結果】

 

 この中でとりわけ異彩を放っているのは、やはり 『十勝新津製麺』 の氷結ノンフライめん。大手でもできなかった、しなやかな質感を実現しているのはスゴい! とはいえ麺に少々フンニャリ感が出てしまうというのは、長所と言えるかもしれないけど少々残念な点でもあります(撮影のために食べるのが遅いせいなのかしら…)。

 

 微妙な差はあれど、各メーカーの技術力を駆使したノンフライめんたち。どれも麺料理としてとても美味しく、甲乙付けがたいものがあります。しかし今回は「対決」。「ノンフライ麺の極意」という点をふまえ、コシともっちり感をどこよりも再現した『明星 ラーメンの底力』を推薦したいと思います (太麺なので、もっちり感が強めなのは当然かもしれませんけどね…w) 

 

 では引き続き、ノンフライ麺をお楽しみください

 

 

 

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インスタントラーメン『初代けいすけ』で豚と鶏のダシを語る

2009/03/06 07:45

 

               

 

『初代けいすけ』(十勝新津製麺)は、味噌スープにレトルトの生の具を使用しているインスタントラーメンです。このカップラーメンは3回ほど食べましたが、どうしてかな? と考えた時に、クセになってしまった理由に気が付きました。このラーメンは、私が好きな豚と鶏のダシが強いのです。

 

この『初代けいすけ』には、豚肉、豚の脂(部位は不明です)、ポークエキス、チキンエキスが入っているうえに、液状の脂がスープの表面にたっぷりと浮くくらい使われているんですね。こってりしていて、さらに濃厚。単に脂っぽいだけでなく、うま味を深~く感じることができたのは豚肉と鶏肉のなせる技なんですね。

 

皆さんは鶏肉のダシでできたラーメンを食べたことがありますか? 私がかなり美味しいと思っているラーメンのひとつが、鶏肉のダシでできたラーメンなのです。そのラーメンを食べることができる店は、両国駅前にある居酒屋なんですが、ランチだけラーメンを作っているんですね。そこは居酒屋だけあって、鶏肉は焼き鳥に使いますから、本当に美味しい鶏肉しか仕入れていないようなんです。そんな鶏肉で作った鶏肉のダシでできたラーメン。これは天にも昇る美味しさでした(その居酒屋はもうないようです)。

 

               

 

鶏肉は、ラーメンにおいて非常に繊細な味わいを提供してくれますが、味がハッキリとした料理や濃い味に慣れている現代人にからするとパンチが足りないんですよね。インスタントラーメンでも同じで、鶏肉のダシだけですと、美味しいけれど、満腹感と満足感が比例しないんです。

 

私は鶏肉のダシだけでもじゅうぶん好きなのですが、そこに豚肉の風味が加わると非常に濃厚になり、ヤミツキになる味になるので、さらに好きになります。『初代けいすけ』の場合は、鶏肉のダシより豚肉の風味のほうが強いのですが、それでも合格点の肉のうまみがあるといえるでしょう。さきほども書きましたが、『初代けいすけ』はそのうまみを濃いめの脂っぽさで深いものにし、ワンランク上の完成度に仕上げています。ぜひ一度、お召し上がりください。

 

ちなみに、私の考えでしかありませんが、焼き鳥に鶏皮ってありますよね? その名のとおり、鶏の皮の焼き鳥なのですが、その鶏皮だけでダシをとり、濃厚で脂がたっぷりのインスタントラーメン(もしくはラーメン屋のラーメン)があれば、けっこう美味しいのではないかと思います。雑味なく、シンブルでありながら、濃く、そしてジーンと脳に沁み渡るような鶏のダシ。これならばきっと、女性でも濃くて脂っぽいけど美味しいラーメンとして食べられるのではないかと思っています。

 

■麻布台綾子リンク

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はじめまして麻布台綾子です

2009/03/04 20:54

 

はじめまして、ブログ『日本一インスタントラーメンを食べる女』を書いている麻布台綾子です。私は、毎日インスタントラーメンを1~2個食べています。もともとはそんなにインスタントラーメンを好きではなかったというのが正直なところですが、ときどき食べているうちに、いつの間にかヤミツキになって食べ続けるようになってしまいました。

 

最近は、週刊誌やテレビ番組などに情報提供や取材協力をすることが多くなってきました。私のこんな知識でも、役に立つものなのですね(笑)。

 

これからは、私の持っているインスタントラーメンに関する知識を駆使しまして、この『IZA』にコラムを書いていこうと思っています。私は、『日本一インスタントラーメンを食べる女』では何も考えずに思ったことをそのまま掲載していますが、こちらのコラムではインスタントラーメンを分析するという意味でちょっとマジメに、そして深く書いていければと思います。

 

ですので、テンションも内容も違ってきますが、末永くよろしくお願いします。

 

麻布台綾子より

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